第8回神戸看護学会学術集会のプログラム概要

 学術集会長:二宮 啓子(神戸市看護大学)
 テーマ:地域の人々のセルフケアを支える看護
 会 期:2023年10月28日(土)~12月3日(日)オンデマンド
     2023年10月28日(土) 神戸市看護大学(交流集会のみ)

<オンデマンド開催>
1.会長講演
 「地域の人々のセルフケアを支える看護-子どもと家族のセルフケア支援―」
  講師:二宮 啓子(神戸市看護大学 教授)
  座長:林 千冬(神戸市看護大学 教授)

2.教育講演
1)「なぜ、今、『健康のまちづくり』!-健康の社会的決定要因に見る-未来のまちづくりー」
   講師:井階 友貴(福井大学医学部地域プライマリケア講座教授)
   座長:薬師神 裕子(愛媛大学大学院医学系研究科 教授

2)「オランダ発“ポジティブヘルス”とその実践」
   講師:川田 尚吾(i KIGAI 、筑波大学健幸ライフスタイル開発研究センター客員研究員、
            理学療法士)
   座長:畑中 あかね(神戸市看護大学 講師)

3.シンポジウム
1)「小児神経難病者と家族が地域で生き続けるための力とそれを発揮するための支援」
   シンポジスト:
   1.家族の立場から
      小林 三千代(当事者の母親)
   2.教育者の立場から
      神 典子(元 神戸市立友生養護学校 教諭)
   3.ヘルパーの立場から
      中西 真由美(神戸市身体障害者団体連合会 サービス提供責任者)
   4.小児看護専門看護師の立場から
      熊谷 智子(医療法人思葉会MEIN HAUS 小児看護専門看護師)
   座長:丸山 浩枝(神戸市立医療センター中央市民病院 小児看護専門看護師)
      岡永 真由美(岐阜県立看護大学 教授)

2)「コロナ禍の看護学実習-送り出す側と受け入れ側のつながりを再確認しよう!-」
   シンポジスト:
  1.コロナ禍の看護学実習 送りだす側と受け入れ側のつながりを再確認しよう
    -病棟師長の立場として-
     佐藤 恵美(神戸市立医療センター中央市民病院 看護師長)
  2.コロナ禍において、看護学生の限りある実習機会を最大限に活かすために
     槌谷 綾(神戸大学医学部附属病院小児医療センター 看護師長)
  3.コロナ禍の学生実習を通してみえた課題
     北野 美貴(三田市民病院 看護管理室 新任管理者教育担当兼業務担当課長)
  4.コロナ禍における急性期実習の取り組み
     平野 道子(関西福祉大学 講師)
  5.コロナ禍の小児看護学実習から見えてきたもの
    -シャドゥイングと学内演習を組み合わせた実習で得られた学生の学びを通して-
     清水 千香(神戸市看護大学 助教)
  座長:髙谷 直美(神戸大学医学部附属病院 副看護部長)
     岡永 真由美(岐阜県立看護大学 教授)
     薬師神 裕子(愛媛大学大学院医学系研究科 教授)

4.テーマセッション
1)「多領域・他施設の専門看護師の連携による地域で生活する人々への支援」
  ~困難事例に対して専門看護師が領域や施設の垣根を越えて連携して実践する看護~
  話題提供者:
  1.他分野の専門看護師との協働
     有地 正人(多根総合病院 急性・重症患者看護専門看護師)
  2.潰瘍性大腸炎の小児へのケア~慢性疾患看護CNSCNSと小児看護CNSCNSの協働~
     熱田 恵美(兵庫医科大学病院 小児看護専門看護師)
  3.多領域・多施設の専門看護師の連携による地域で生活する人々への支援
     皆川 美穂(訪問看護・リハビリテーションわたぼうしWEST WEST がん看護専門看護師)
  座長:森本 景子(神戸市立西神戸医療センター 老人看護専門看護師)
     丸山 浩枝(神戸市立医療センター中央市民病院 小児看護専門看護師)

2)「ヤングケアラーの支援について考える」
  話題提供者:
  1.「こども・若者ケアラー」への支援
      上田 智也(神戸市福祉局相談支援課こども・若者ケアラー相談支援窓口 担当課長)
  2.テレビドラマを通して考える「ヤングケアラー」についてのこと
      市東 さやか(脚本家、神戸市看護大学大学院修了生)
  3.ヤングケアラーが「いきる」社会へ
      朝田 健太(特定非営利活動法人ふうせんの会 理事)
  座長:井上 理絵(神戸市看護大学 准教授)
      二宮 啓子(神戸市看護大学 教授)

3)「神戸市看護大学のリカレント教育」
  話題提供者:
  1.リカレント教育プログラムの実施概要と今後の展望
      池田 清子(神戸市看護大学 慢性病看護学分野 教授)
  2.講義とインターンシップの実際〈老年看護〉
      石橋 信江(神戸市看護大学 老年看護学分野 准教授)
  3.講義とインターンシップの実際〈在宅看護〉
      丸尾 智実(神戸市看護大学 在宅看護学分野 准教授)
  4.リカレントプログラムを受講した体験と学び
      梶谷 優介(株式会社Es Lible Es Lible 訪問看護ステーションとわ 看護師)
      田中 雅子(芦屋こころとからだのクリニック、西本町アイクリニック 看護師)
   座長:小山 富美子(神戸市看護大学)

5.一般演題(口演)

6.交流集会
<現地開催:2023年10月28日 (土) 9:30~14:30 神戸市看護大学>

1)大学院で学ぶということ-国際学会発表を通して-
   <開催時間:9:30~10:15 場所:西館2階 W22教室>

  話題提供者:岩渕 萌唯(神戸市看護大学大学院 助産学実践コース)
        納 遙(神戸市看護大学大学院 助産学実践コース)
        佐藤 奏絵(神戸市看護大学大学院 助産学実践コース)
        常山明日香(神戸市看護大学大学院 助産学実践コース)
        徳永 楓(神戸市看護大学大学院 助産学実践コース)
        藤井 梨緒(神戸市看護大学大学院 助産学実践コース)
        山下 茉優(神戸市看護大学大学院 助産学実践コース)
  座長:池田 智子(神戸市看護大学 准教授)

2)COVID-19自宅療養者訪問時における感染予防対策についての病院と在宅の看護連携
  -訪問看護師、病院看護管理者、感染症看護専門看護師、医療関連感染対策専門企業の
   連携による試みの成果と今後の看護連携を考える-
   <開催時間:11:40~12:10 場所:西館1階 W13教室>

  話題提供者:
  1.訪問看護師の自宅療養者訪問の実態と連携の成果
      藤田 愛(医療法人社団慈恵会北須磨訪問看護・リハビリセンター 所長)
  2.訪問看護師からの支援依頼を受けて院内の感染症看護専門看護師を派遣した決断、
    専門看護師にもたらした変化
      濱本 カナコ(地方独立行政法人神戸市民病院機構 法人本部看護業務統括部長
             元神戸市立西神戸医療センター副院長・看護部長)
  3.何を考え、どのような活動をしたのか
      新井 まゆ子(神戸市立西神戸医療センター 看護部 感染症看護専門看護師)
      草場 恒樹(株式会社モレーンコーポレーション代表取締役社長)
      山本 崇 (株式会社モレーンコーポレーション関西支社長兼西日本営業部長)
  4.介護職対象の感染予防対策の研修を受けて心境や感染対策にどのような影響があったか
      福山 さやか(訪問介護事業所complete 介護福祉士)
  座長:藤田 愛(医療法人社団慈恵会北須磨訪問看護・リハビリセンター 所長)

3)「いちかんの学生の『私らしく』学ぶ力~どのように実習を乗り越えてきたか~」
   <開催時間:13:30~14:30 場所:西館2階 W22教室>

  話題提供者:山本澪(神戸市看護大学2年生)
    廣川 裕夏(神戸市看護大学4年生)
    南野瑛里紗(神戸市看護大学4年生)
    守本 真菜(神戸市看護大学4年生)
 ファシリテーター:金山結香(神戸市看護大学4年生)
          松木 みなみ(神戸市看護大学4年生)
          百合岡あかり(神戸市看護大学2年生)
 座長:大野芙優花(神戸市看護大学年生)

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事前参加登録期間:2023年6月5日(月)~9月30日(土)まで
一般参加登録期間:10月1日(日)~12月3日(日)
  *事前参加登録した方については、希望により講演集の冊子を送付します。

参加費:一律、会員3,000円、非会員4,000円、学生500円(準会員は無料)
  *参加費については、Peatixを活用して入金してください。