一般演題 第3群:看護実践 P-8
『一般演題 第3群:看護実践 P-8「セル看護提供方式に倣った看護提供方式への変更による看護師の体験」』に関するご意見・ご質問などを投稿してください。
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“一般演題 第3群:看護実践 P-8” に対して4件のコメントがあります。
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貴重な発表をありがとうございました。
久しぶりにセル看護のお話を聞いて、ずっとより良くなるように努力されていることがわかり、とても素晴らしいと思いました。
一点、質問です。
セル看護は、患者さんのそばにいることがメリットと思っていたので、各部屋に分散して看護師がいるイメージでした。そのため「看護師のコミュニケーションが増える」「ほかの看護師の状況に目を向けられる」というところが私のイメージと違うと感じました。この内容をもう少し詳しく教えていただきたいことと、そうなるために何か工夫されていることがあれば教えてください。
神戸市立西神戸センター 小林由香
ご質問ありがとうございます。
確かに患者のそばにいると看護師同士のコミュニケーションが減るのではと感じてしまうかもしれません。当病棟では、そばにいることの定着から取り組み、そこがある程度達成できた際に補完を強化する勉強会などを行ってきました。その中で、補完のスタッフ同士でのコミュニケーションの取り方についてマニュアルを作成し、どのような情報を交換していく必要があるのか、複眼を生かした看護について意識してもらうようにしてきました。また、昼のカンファレンスで一度スタッフが全員集合するので、そこで残務調整を行い、病棟全体で業務を調整する、業務補完という考えも重視しており、他のスタッフの動きにも目を向けられるようになっているのではないかと考えております。 岩元
神戸市看護大学 樋口佳耶
メリットだけでなく、「患者が見張られていると思わないか」といったような意見が出ていることが興味深いと思いました。看護師の方が感じている、こういった疑問や葛藤を紐解いていくことも、目標定着の一つのカギになるように感じました。貴重な発表、ありがとうございました。
「患者が見張られていると思わないか」というのは、そばにいる看護を実践していく際に多くの看護師が感じる疑問だと思います。先行研究では、看護師がそばにいても大多数の患者はプライバシーの侵害などを感じずに肯定的に捉えられているとされていますが、安心だと感じる距離感と見張られている、不快だと感じる距離感はあると思いますし、看護師と患者の関係性でもその距離感は変わってくるものだと思います。そういったことをふまえつつ、かつどの患者のそばにいる必要があるのか考えながら日々の業務に取り組んでいけたらと考えています。
貴重なご意見ありがとうございます。 岩元